無料で使えるキャッシュレス決済端末

目次

日本ではキャッシュレス決済の利用が拡大しており、小売業においても現金だけでなくクレジットカードやQRコード決済など多様な支払い方法に対応することが求められています。キャッシュレス対応は販売機会を広げるとともに、顧客の利便性向上にもつながります。

無料で使えるキャッシュレス決済端末とは?

「無料」の範囲を正しく理解しよう

この記事における「無料で導入できるキャッシュレス決済端末」とは、主に端末代金などの導入コストが無料になるプランの提供実績がある端末を指します。完全に費用がゼロという意味ではなく、一定の条件を満たす場合に端末本体の購入費用が免除される仕組みです。たとえば売上入金が継続して一定額を超えることなどが条件となる場合があります。

端末代金以外にかかる費用

決済手数料

クレジットカードやQRコード決済を利用する際には、各決済ごとに手数料が発生します。多くの場合、3%前後の範囲で設定されており、端末が無料でもランニングコストは継続的にかかります。

月額利用料

サービスによっては月額の利用料が設定されている場合もあります。無料端末を提供している事業者でも、追加機能を利用する際に月額料金が発生することがあります。

振込手数料

売上金を指定口座に振り込む際に、振込手数料が必要となる場合があります。事業者によっては特定の銀行を選ぶことで無料になるケースもあるため、あらかじめ確認が必要です。

無料導入キャンペーン実績があるキャッシュレス決済端末5選

Square(スクエア)

Square(スクエア)公式HP
引用元:Square(https://squareup.com/jp/ja)

Squareは、スマートフォンやタブレットに専用アプリを入れて利用するタイプのキャッシュレス決済端末です。小型のリーダーを接続するだけで、クレジットカードや交通系ICカードに対応できます。端末代金が無料になるキャンペーンを実施していることもあり、導入しやすい点が魅力です。

※参照元:Square公式サイト(https://squareup.com/jp/ja

注意点とデメリット

Squareは決済手数料が3.25%~と設定されており、売上規模によっては手数料負担が大きく感じられることがあります。また、通信環境に依存するため、電波が不安定な場所では決済がスムーズに進まない可能性があります。

STORES決済(ストアーズケッサイ)

STORES決済(ストアーズケッサイ)公式HP
引用元:STORES決済(https://stores.fun/payments)

STORES決済は、実店舗とネットショップの両方で使えるキャッシュレス決済サービスです。条件の達成で専用端末が無料提供される場合があり、クレジットカードやQRコード決済に幅広く対応しています。売上の入金サイクルが最短翌営業日という点もメリットです。

注意点とデメリット

導入時期や利用プランによっては、入金までに数日かかる場合があります。また、対応する決済ブランドは順次拡大していますが、すべてのブランドに対応しているわけではありません。

Airペイ(エアペイ)

Airペイ(エアペイ)公式HP
引用元:Airペイ(https://airregi.jp/payment/)

Airペイはリクルートが提供するキャッシュレス決済サービスで、端末代金が無料となるキャンペーンを実施していることがあります。1つの端末でクレジットカード、QRコード、交通系ICなど30種類以上の決済方法に対応できる点が強みです。

注意点とデメリット

審査完了から端末到着までに時間がかかる場合があるため、急ぎで導入したい場合には注意が必要です。また、決済手数料は決済ブランドによって異なり、3.24%前後が一般的です。

楽天ペイ(ターミナル)

楽天ペイ公式HP
引用元:楽天ペイ(https://pay.rakuten.co.jp/a)

楽天ペイは、楽天グループが提供する決済サービスで、楽天ポイントとの連携が強みです。端末代金無料キャンペーンがある場合、初期費用を抑えて導入できます。楽天銀行口座を登録すれば翌日入金に対応しており、資金繰りの面でも便利です。

注意点とデメリット

楽天銀行以外の金融機関を指定した場合、入金サイクルが月1~2回に限定されるため注意が必要です。また、端末の利用には審査があり、申込から利用開始までに一定の期間がかかります。

stera pack(ステラパック)

stera pack(ステラパック)公式HP
引用元:stera pack(https://www.smbc-gp.co.jp/stera/)

stera packは、三井住友カードが提供するサービスで、オールインワン型の端末を利用できます。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に幅広く対応しており、タッチパネル式で操作性も高いです。キャンペーンによって端末が無料で提供される場合があります。

注意点とデメリット

基本的に月額料金が発生するプランが多く、完全無料ではありません。長期的に利用する場合はランニングコストを考慮する必要があります。

無料キャッシュレス決済端末の比較ポイント

対応している決済ブランド

端末によって対応できる決済ブランドは異なります。クレジットカードだけでなく、交通系ICカードやQRコード決済への対応範囲を確認しておくことが重要です。店舗の客層に合ったブランドに対応しているかをチェックしましょう。

決済手数料率

端末自体が無料でも、決済ごとに発生する手数料は避けられません。一般的には3%前後が多いですが、決済方法によっては異なる場合もあるため、導入前に比較が必要です。

入金サイクルと振込手数料

売上が口座に振り込まれるまでのスピードは、店舗の資金繰りに直結します。最短翌営業日入金に対応するサービスもあれば、月1回や月2回の入金に限られる場合もあります。さらに、金融機関によっては振込手数料が発生するケースもあるため、あわせて確認しましょう。

操作性と店舗形態との相性

小規模店舗であればスマートフォンと連携できるシンプルな端末で十分ですが、来店数の多い店舗では操作スピードや耐久性も考慮する必要があります。レジ業務を効率化できるかどうかも比較ポイントです。

サポート体制の充実度

端末やアプリにトラブルが発生した際、すぐに対応できるサポート体制が整っているかも重要です。電話やチャットでの問い合わせ対応時間、FAQの充実度などを事前に確認しておくと安心です。

当メディアではキャッシュレス端末Square、AirPAY、steraをより詳しく比較していますので、以下のページも参考にしてください。
キャッシュレス決済端末選びで迷ったら

導入時に重視したい
特長別に見る

おすすめキャッシュレス端末ブランド3選

「すぐに資金を受け取りたい」「決済手段の幅を広げたい」「訪日外国人に対応したい」など、店舗によって導入時に重視したいポイントはさまざまです。

本サイトでは、よくある重視ポイントである「入金サイクル」「決済手段の多さ」「インバウンド機能」に注目し、3つのキャッシュレス端末ブランドを厳選してご紹介しています。自店舗に適した端末選びの参考にぜひご活用ください。

キャッシュレス決済導入前の注意点

発生するコストと利益のバランス

端末代が無料であっても、決済手数料や月額費用などランニングコストは必ず発生します。売上規模に対してコストがどの程度かかるのかを試算し、利益とのバランスを考慮する必要があります。

現金化までのタイムラグ

キャッシュレス決済では売上金がすぐに手元に入るわけではありません。入金サイクルが翌営業日対応のサービスもあれば、月に1~2回という場合もあります。資金繰りに影響するため、事前に確認しておくことが大切です。

通信障害などシステムトラブルのリスク

キャッシュレス決済は通信環境に依存するため、回線トラブルやシステム障害が発生すると決済が利用できなくなる場合があります。現金決済も併用できるように準備しておくと、緊急時のリスク回避につながります。

キャッシュレス決済導入に使える補助金

IT導入補助金

中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に利用できる制度です。キャッシュレス決済端末も対象となる場合があり、導入費用の一部が補助されます。補助率や対象経費は年度ごとに変わるため、公式サイトで最新情報を確認しましょう。

※参照元:IT導入補助金2025(https://it-shien.smrj.go.jp/

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者が販路開拓や業務効率化を目的とした取り組みに利用できる補助金です。キャッシュレス決済端末の導入も対象となるケースがあり、店舗運営の改善につなげることができます。

※参照元:小規模事業者持続化補助金について | 中小企業庁(https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/jizoku/

自治体独自の補助金制度

一部の自治体では独自にキャッシュレス決済端末導入を支援する制度を設けています。対象事業者や補助内容は地域ごとに異なるため、商工会議所や自治体の公式サイトで情報を確認することが大切です。

キャッシュレス決済端末についてのまとめ

  • 無料端末といっても、決済手数料や振込手数料などのランニングコストは必ず発生する
  • 各サービスごとに対応ブランドや入金サイクルが異なるため、店舗の形態や資金繰りに合うものを選ぶ必要がある
  • キャッシュレス決済は売上機会の損失防止や客単価アップ、レジ業務効率化につながる
  • 導入前にはコストと利益のバランスや、通信トラブル時のリスク対策を検討しておくことが大切
  • IT導入補助金や自治体独自の補助制度を活用することで、導入費用の負担を軽減できる

キャッシュレス決済端末は、小売店舗の利便性向上や売上拡大に役立つツールです。ただし、端末代金が無料であっても継続的に費用がかかる点を理解し、比較ポイントや補助金制度を活用しながら自店に最適なサービスを導入しましょう。

キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視されやすいサービス別で、おすすめの決済端末を紹介しています。

入金サイクル重視なら
最短翌営業日に入金可能な
Square
(Square株式会社)
Square公式HP
引用元:Square公式HP
(https://squareup.com/jp/ja)
このような店舗におすすめ
  • スタートしたばかりで客入りが安定していない飲食・小売店
  • 保険適用分の入金タイミングにより繁忙期の運転資金に悩む接骨院・鍼灸院
おすすめの理由

入金サイクルは最短翌営業日。月2回支払いのキャッシュレス決済サービスが多い中、売上がすぐに手元に入ることが魅力。

迅速な仕入れが必要なイベント出店時でも、仕入れ用の資金を確保しながら運営が可能。

\最短当日から販売可能/導入事例をみる
豊富な決済手段が必要なら
77種の決済が可能な
AirPAY
(株式会社リクルート)
AirPAY公式HP
引用元:AirPAY公式HP
(https://airregi.jp/payment/)
このような店舗におすすめ
  • 地元民の来店が多い地方都市にある個人経営のコンビニエンスストア
  • 幅広い年代の客層が行きかう商店街店を構える個店
おすすめの理由

77種の決済種類に対応。特定地域で展開しているアプリやQRコードなどにも対応しており、地域活性化や集客を支援する効果も期待できる。

地方銀行が提供する決済にも対応し、銀行とのつながりが強い高齢者への強みも発揮。

\追加で連携サービスも多数/導入事例をみる
インバウンド対策が必要なら
19種の通貨で決済が可能な
stera
(三井住友カード株式会社)
三井住友カード公式HP
引用元:三井住友カード公式HP
(https://www.smbc-card.com/kamei/stera/index.jsp)
このような店舗におすすめ
  • 海外旅行客が多く訪れる観光地の宿泊施設や土産物店
  • 訪日外国人が多く来店する都市部のドラッグストアや家電量販店
おすすめの理由

米ドルを始めとした19種類の通貨で決済が可能なため訪日外国人へのサービス向上が可能

また、免税処理をパスポートの読み取りと商品情報などの入力のみで行え、お客様とスタッフ双方の手間が省ける。

\リアルとネットのデータ統合可能/導入事例をみる