stera packへの乗り換え

目次

こちらの記事では、手軽にキャッシュレス決済を始められるサービス「stera pack」について、乗り換えを行った時のメリットとデメリットを紹介しています。さまざまな面から、自分の運営する店舗に合ったサービスかどうかを確認してみてください。

stera packの特徴

stera pack(ステラパック)は、数多くのキャッシュレス決済に対応したサービスです。SMBC GMOPAYMENT株式会社が提供しているサービスであり、決済処理は「stera terminal」と呼ばれる端末で行われます。また、こちらのサービスで使用するstera terminalはレシートプリンターやタッチパネルが一体化しているオールインワン端末。決済に対応できる点に加えて、この端末1台でクーポンの発行や店舗オペレーションなども行うことができ、さらに省スペースという点も魅力といえます。

stera packへ乗り換えるメリット・デメリット

stera packの導入を検討する場合には、まずは導入によって得られるメリットと、考えられるデメリットについて知っておくことが大切です。ここでは、メリットとデメリットについてそれぞれ解説します。

メリット

  • 決済手数料が低く設定されている、
    stera packは決済手数料の低さが大きな特徴となっています。例えば、VISAやMastercardを使用した場合には、2.7%の低手数料という点がポイント。手数料を抑えられることにより、コスト削減にも効果的であるといえます。
  • さまざまな決済方法に対応が可能
    導入によって多彩な決済方法に対応できるようになります。具体的には、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコー決済に対応が可能。これらの決済方法について、1台の端末で利用できます。
  • 月額料金がわかりやすい
    stera packは基本プランの場合、月額費用(サービス利用料)は3,300円となっており非常にわかりやすい点がポイントといえます。
  • レシートロール紙は無料で提供される
    レシート印刷にはロール紙が必要となりますが、導入時に加えて追加でも無料でロール紙が提供されます。この点から、ランニングコストを抑えることが可能となります。
  • 24時間365日対応のサポートデスクを利用可能
    導入後も不安なく運用ができるように、サポート体制が充実している点もstera pack導入のメリットです。24時間365日受付のサポートデスクが用意されていることから、もし深夜にトラブルが発生した場合でも相談ができます。

デメリット

  • 最低契約期間が設定されている
    stera packには最低契約期間が設定されており、3年契約が基本となっています。もし最低契約期間中に解約をしたい場合には解約金が発生する場合がある点に注意が必要です(違約金の金額は利用期間などの条件によって決まります)。
  • 移動販売などには適さない
    使用する専用端末は、据え置き型となっているため持ち運びには向いていません。店舗に設置して使用するのに適しており、移動販売やイベントでの利用には適さないことから、導入する際の店舗のニーズに合っているかどうかしっかりと確認することが大切です。
  • 利用できない業種やサービスがある
    stera packは、利用できない業種・サービスがある点には注意が必要です。「継続的役務」「特定継続役務提供」「商品役務後提供」に該当するケースや、取り扱いの商品によっては申し込みができないものもあります。例えば、エステやスクールなどの場合には利用できないといったように、特定の業種では不便を感じることがあるかもしれません。

どんな店舗に向いているか

上記のメリットやデメリットから、stera packは特に小規模や中規模の固定店舗に向いているサービスであるといえます。例えば、個人経営のカフェやクリニックなどにおすすめです。低コストで一括決済管理ができ、コンパクトな設計であることから、店舗の省スペース化を図りたい場合にもチェックしてみてください。長期的な利用を前提とし、安定した決済環境を求めているケースに向いています。

店舗の運営スタイルに合っているかを確認することが大切

こちらの記事では、stera packを導入した際のメリットやデメリットについて紹介してきました。決済手数料が抑えられており、さらに1台で多彩な決済に対応できるオールインワン端末を利用するため、コストを重視したい場合や固定店舗を経営している場合におすすめです。ただし、契約期間の縛り・携帯性の制限もあり、導入する前に店舗運営スタイルと合っているかどうかを十分に検討することが大切です。

キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視されやすいサービス別で、おすすめの決済端末を紹介しています。

入金サイクル重視なら
最短翌営業日に入金可能な
Square
(Square株式会社)
Square公式HP
引用元:Square公式HP
(https://squareup.com/jp/ja)
このような店舗におすすめ
  • スタートしたばかりで客入りが安定していない飲食・小売店
  • 保険適用分の入金タイミングにより繁忙期の運転資金に悩む接骨院・鍼灸院
おすすめの理由

入金サイクルは最短翌営業日。月2回支払いのキャッシュレス決済サービスが多い中、売上がすぐに手元に入ることが魅力。

迅速な仕入れが必要なイベント出店時でも、仕入れ用の資金を確保しながら運営が可能。

\最短当日から販売可能/導入事例をみる
豊富な決済手段が必要なら
77種の決済が可能な
AirPAY
(株式会社リクルート)
AirPAY公式HP
引用元:AirPAY公式HP
(https://airregi.jp/payment/)
このような店舗におすすめ
  • 地元民の来店が多い地方都市にある個人経営のコンビニエンスストア
  • 幅広い年代の客層が行きかう商店街店を構える個店
おすすめの理由

77種の決済種類に対応。特定地域で展開しているアプリやQRコードなどにも対応しており、地域活性化や集客を支援する効果も期待できる。

地方銀行が提供する決済にも対応し、銀行とのつながりが強い高齢者への強みも発揮。

\追加で連携サービスも多数/導入事例をみる
インバウンド対策が必要なら
19種の通貨で決済が可能な
stera
(三井住友カード株式会社)
三井住友カード公式HP
引用元:三井住友カード公式HP
(https://www.smbc-card.com/kamei/stera/index.jsp)
このような店舗におすすめ
  • 海外旅行客が多く訪れる観光地の宿泊施設や土産物店
  • 訪日外国人が多く来店する都市部のドラッグストアや家電量販店
おすすめの理由

米ドルを始めとした19種類の通貨で決済が可能なため訪日外国人へのサービス向上が可能

また、免税処理をパスポートの読み取りと商品情報などの入力のみで行え、お客様とスタッフ双方の手間が省ける。

\リアルとネットのデータ統合可能/導入事例をみる