Squareへの乗り換え

目次

こちらの記事では、Squareについて紹介しています。特徴や乗り換えを行う際に知っておきたいメリットやデメリット、Squareが向いている人などさまざまな点をまとめていますので、乗り換えを検討されている方はぜひ参考にしてください。

Squareの特徴

Squareは、さまざまな規模の事業者が利用できる、POSレジや決済端末、オンライン決済サービスなどを提供するサービスです。それぞれのサービス間での情報連携が行えるため、システムをSquareに統一することでスムーズなオペレーションを実現できます。

Squareへ乗り換えるメリット・デメリット

Squareへの乗り換えを検討する場合は、どのようなメリット・デメリットがあるのかを知っておくことが大切です。以下にSquareの主なメリットやデメリットをまとめていますので、検討時の参考にしてください。

メリット

  • 簡単に導入ができさまざまな機能が搭載
    POSレジアプリが無料である点に加え、直感的な操作で誰でもすぐに利用できます。さらに、さまざまな機能が搭載されていることから、売上管理や在庫管理も行えます。
  • さまざまな決済方法に対応
    クレジットカードや主要なQRコード決済、電子マネーに対応しているため、顧客からのさまざまなニーズに対応しやすい点もSquareの特徴といえます。
  • 入金サイクルが早い
    入金サイクルが早い点もSquareの大きなメリットです。最短で翌営業日に入金が行われることから、キャッシュフローを重視したい飲食店や小売業のオーナーにとっては魅力的です。特に三井住友銀行やみずほ銀行の場合にはスピーディーな入金が可能です。
  • 複数店舗の売上を一元管理できる
    Squareでは、同業種であれば1つのアカウントで複数の店舗(最大300店舗)の管理ができます。1つのアカウントに店舗を追加するだけで管理が可能であるため、遠隔で売上の確認が容易に行えます。
  • ランニングコストを抑えて運用できる
    端末の購入は必要ではあるものの、利用する上ではサービス利用料や振込手数料が不要となっていますので、ランニングコストを抑えた運用を行うことが可能です。

デメリット

  • 基本的に端末の購入が必要となる
    導入の際には端末を購入する必要がありますが、キャンペーン等がない限りは購入が必須です。初期費用が発生するケースが多くなります。
  • 決済手数料について予測しにくい面がある
    手数料は基本2.5%ですが、電子マネーやQRコード決済の場合は3.25%です。取引状況・規模などで手数料体系が変動することから、予測がしづらい面があります。
  • 審査に時間がかかることも
    決済ブランドによっては審査に時間がかかるケースがあります。特にQR決済の場合や一部業種では審査が長引くケースがあるため、余裕を持った導入計画を立てることが大切です。
  • 分割払いやボーナス払いに対応していない
    一括払いにのみ対応しており、分割払いやボーナス払いは非対応。そのため高額商品を取り扱っている店舗は注意が必要となります。
  • 決済トラブルが発生する可能性
    決済エラーやシステムダウンが稀に発生することがあり、業務に影響する可能性があります。

どんな店舗に向いているか

Squareは、iOS・Android両方で使用可能であるため、端末選択の自由度が高い点が大きなポイントとです。また、店舗の規模としては、小規模〜中規模の飲食店や小売店などのほか、複数店舗を運営している自業者に向いているサービスであると言えます。さらに、簡単にモバイル決済を取り入れられるため、移動販売を行っている事業者にもおすすめ。また、入金スピードを重視する店舗も注目しておきたいサービスです。

ただし、導入時の初期コストを抑えたい、高額商品を取り扱っていることから分割払いのニーズがある店舗では、他のサービスも検討しておくことが良いといえます。

多彩な決済に対応した使用しやすいサービス

こちらの記事では、Squareについて紹介してきました。使用しやすいサービスであり、多彩な決済に対応している、スピーディーな入金サイクルが魅力であることから、乗り換え先の候補として検討すると良いでしょう。導入を検討する際には、メリットやデメリットについて知った上で、店舗の規模や運営方法、初期費用負担などのバランスについて確認しつつ、店舗に合ったキャッシュレス決済を選択することが大切です。

キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視されやすいサービス別で、おすすめの決済端末を紹介しています。

入金サイクル重視なら
最短翌営業日に入金可能な
Square
(Square株式会社)
Square公式HP
引用元:Square公式HP
(https://squareup.com/jp/ja)
このような店舗におすすめ
  • スタートしたばかりで客入りが安定していない飲食・小売店
  • 保険適用分の入金タイミングにより繁忙期の運転資金に悩む接骨院・鍼灸院
おすすめの理由

入金サイクルは最短翌営業日。月2回支払いのキャッシュレス決済サービスが多い中、売上がすぐに手元に入ることが魅力。

迅速な仕入れが必要なイベント出店時でも、仕入れ用の資金を確保しながら運営が可能。

\最短当日から販売可能/導入事例をみる
豊富な決済手段が必要なら
77種の決済が可能な
AirPAY
(株式会社リクルート)
AirPAY公式HP
引用元:AirPAY公式HP
(https://airregi.jp/payment/)
このような店舗におすすめ
  • 地元民の来店が多い地方都市にある個人経営のコンビニエンスストア
  • 幅広い年代の客層が行きかう商店街店を構える個店
おすすめの理由

77種の決済種類に対応。特定地域で展開しているアプリやQRコードなどにも対応しており、地域活性化や集客を支援する効果も期待できる。

地方銀行が提供する決済にも対応し、銀行とのつながりが強い高齢者への強みも発揮。

\追加で連携サービスも多数/導入事例をみる
インバウンド対策が必要なら
19種の通貨で決済が可能な
stera
(三井住友カード株式会社)
三井住友カード公式HP
引用元:三井住友カード公式HP
(https://www.smbc-card.com/kamei/stera/index.jsp)
このような店舗におすすめ
  • 海外旅行客が多く訪れる観光地の宿泊施設や土産物店
  • 訪日外国人が多く来店する都市部のドラッグストアや家電量販店
おすすめの理由

米ドルを始めとした19種類の通貨で決済が可能なため訪日外国人へのサービス向上が可能

また、免税処理をパスポートの読み取りと商品情報などの入力のみで行え、お客様とスタッフ双方の手間が省ける。

\リアルとネットのデータ統合可能/導入事例をみる