楽天ペイ ターミナルの入金サイクルや手数料などの費用

キャッシュレス決済の普及に伴い、実店舗向け決済端末の入金スケジュールや利用コストを正確に把握することが求められます。楽天ペイターミナルは初期費用や月額費用がかからないうえに、キャンペーン適用時には端末本体費用が無料となる場合があり、複数ブランドの決済を一台でまとめて管理できます。入金タイミングは資金繰りに大きく影響するため、導入前にサイクルと手数料をしっかり理解し、事業規模や資金需要に応じた運用設計を行いましょう。

本記事では、楽天ペイ ターミナルにおける基本的な入金スケジュールをはじめ、決済手段ごとの入金タイミング、発生する費用の内訳と確認方法を解説します。また、本サイトでは、楽天ペイターミナルについて総合的に情報をまとめていますので、気になる方はぜひご確認ください。

楽天ペイ ターミナルの基本的な入金サイクルとは

楽天ペイ ターミナルは初期状態で月1回自動入金が設定され、当月末締めで翌月末に売上金を振り込む仕組みです。入金先を楽天銀行に指定すると、当日23時59分締めの売上を翌日（土日祝を含む）に自動振込し、振込手数料は無料になります。

その他の金融機関を入金先にすると、管理画面の「入金依頼」ボタンを押下した当日23時59分締めの売上を3日後（土日祝を含む）に自動振込する「3日後自動入金」と、同様の締めで都度入金依頼を行う方法が選べます。この場合、1回の振込につき300円（税抜）の振込手数料が発生します。管理画面では月2回自動入金や週1回自動入金など、好みのサイクルへいつでも変更可能です。

入金サイクルは、週1回、月数回など、キャッシュレス決済端末を提供する企業によってさまざま。重視したいポイントと店舗のキャッシュフローを考慮して、端末選びをすることが重要です。本サイトでは、「入金サイクル重視」「豊富な決済手段」「インバウンド対策機能」という3つの重視したいサービス別にキャッシュレス決済端末を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

決済種別における入金サイクル

楽天ペイ ターミナルではクレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済といった決済種別ごとに個別のサイクルを設定する必要はありません。すべての決済売上が一元的に集計され、前述のサイクル設定に従ってまとめて振込されます。たとえばSuicaやPayPay、VisaやMastercard、Apple Payなどすべて同様に管理画面で設定した入金スケジュールで振込が行われます。

決済方法	入金サイクル概要
クレジットカード	決済種別を問わず、月末締め後、設定したスケジュールに従い一括入金（初期設定は月1回。楽天銀行は翌日自動入金）
電子マネー	クレジットカードと同様に集計され、同一の入金スケジュールでまとめて振込
QRコード	電子マネー・カード決済と同様に、決済日を問わず一括で集計され、設定した頻度で振込
その他（定期課金など）	全ての売上が一元管理され、同一の入金サイクルにてまとめて振込

キャッシュレス決済端末の入金サイクルについて、より詳しい情報は以下のページにて紹介しています。他の決済サービスと比較したい方はご覧ください。

楽天ペイ ターミナルの利用にかかる手数料

キャッシュレス決済端末を利用する場合、各決済サービスによって手数料が異なります。楽天ペイ ターミナルの利用にかかる手数料、手数料の種類を以下にまとめました。

項目	詳細
初期導入費用	端末本体価格は通常34,800円（税抜）。キャンペーン適用で0円となる場合あり
月額利用料	無料（年会費・維持費などもなし）
決済手数料	2.95％（税抜）～
振込手数料	楽天銀行：無料 その他銀行：1回あたり300円（税抜、売上から相殺）

以下のリンク先では、キャッシュレス決済端末の手数料にまつわる情報を紹介しています。手数料についてより深く知りたい方は参考にしてください。

入金サイクルや手数料が分かっても、実際にどのように店舗運営に活かされているのか気になるものです。本サイトでは、楽天ペイターミナルを導入した店舗の口コミ評判をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

楽天ペイ ターミナルの入金サイクルや費用についてのまとめ

楽天ペイターミナルは、「最短翌日振込」という高速入金サイクルに加え、入会金・年会費・月額利用料が無料で、端末本体もキャンペーン適用で0円導入が可能な場合があるため、急な仕入れや予期せぬ経費が発生しやすい店舗に向いているキャッシュレス決済端末と言えるでしょう。

なお、どのキャッシュレス決済サービスにおいても、振込スケジュールや手数料に関する詳細を事前に確認し、自店舗のニーズに合った形で活用することが重要です。本サイトではキャッシュレス決済サービスを一覧にまとめているので、ほかのサービスと比べて楽天ペイ ターミナルの入金サイクルや手数料が自店舗の経営にマッチするか確認し、導入を検討しましょう。