訪日客や在日中国人のお客様が増えると、「銀聯カードもちゃんと受け付けたいけれど、端末や方式がよくわからない」という声が出てきます。銀聯のキャッシュレス決済端末は、クレジットカードと同じように使えるカード決済にくわえて、スマホのタッチ決済やQRコード決済にも対応できる入り口です。この記事では銀聯のキャッシュレス決済端末のしくみと導入ポイントを解説します。
銀聯(UnionPay)は中国発の国際ブランドで、日本でも百貨店や家電量販店、ドラッグストアなど多くの店舗で利用できるようになっています。店頭では、一般的なマルチ決済端末に「UnionPay」ロゴが表示され、銀聯カードの差し込みやスワイプ、モバイルQuickPassによるタッチ決済、UnionPay AppによるQRコード決済などを一つの端末で受け付ける形が主流です。レジでは、金額を入力したあとに「銀聯でお支払いですね」と確認し、カードを差してもらうか、スマホをかざしてもらうか、QRコードを読み取るかを案内するイメージを持つとわかりやすくなります。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末が対応する主な方式は、銀聯カードのIC・磁気決済、モバイルQuickPassの非接触決済、UnionPay QRコード決済です。モバイルQuickPassは対応スマホに銀聯カードを登録し、端末にかざして指紋や顔で認証するスタイルです。UnionPay QRコード決済は、お店のQRをお客様が読み取る方法と、お客様のスマホ画面のQRをお店がスキャンする方法の両方が用意されています。日本ではJPQRにも採用されており、インバウンド向けだけでなく国内のモバイル決済ラインナップの一つとして位置づけられています。これらのサービス内容は2025年11月26日現在の情報です。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末で処理された売上は、国内のカード会社や決済代行会社を経由して清算されます。入金サイクルや手数料率、チャージバックや返金の具体的な扱いは、UnionPay International公式ではなく、加盟店契約先ごとに決まる仕組みです。UnionPay Internationalは、QRコード決済にトークン化やリアルタイムのリスク監視、指紋・顔認証などを組み合わせて安全性を高めていることを示しており、国際的なEMVCo仕様に沿ったセキュリティ設計であることがわかります。日々の売上確認画面やレポート形式も決済事業者側で用意されるため、導入時に「どの画面で銀聯売上を確認できるか」を合わせて確認しておくと安心です。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末という専用機が一社から販売されているわけではなく、各社のPOS端末やモバイル端末が銀聯ネットワークに対応する形になっています。日本でも、自動販売機や店舗のマルチ決済端末にUnionPayロゴが表示されていれば、その端末で銀聯カードやUnionPay QRコード決済が使えると案内されています。実際の機種名や通信方式、電源仕様、保証窓口は端末メーカーや決済事業者ごとに異なるため、「今使っている端末が銀聯に対応できるか」「QRやモバイルQuickPassまで有効化できるか」を契約先に確認するのが現実的な進め方です。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末が特に向いているのは、訪日中国人や在日中国人の利用が多いエリアの店舗です。百貨店、家電量販店、ドラッグストア、アウトレット、観光施設、ホテル、飲食店など、UnionPay Internationalの事例にも登場する業種は、銀聯対応による効果を実感しやすい領域です。自動販売機やモバイルバッテリーなど無人サービスでもUnionPay QRコード決済の導入例があり、店頭レジだけでなく街なかのサービス全般で検討の余地があります。反対に、外国人客がほとんど来ないローカルな店舗では、導入タイミングを観光施策や周辺環境の変化に合わせて検討する考え方が合います。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末まわりの周辺機器としては、UnionPay QRコード決済に使うQRリーダーやスキャナ、モバイルQuickPassに対応したNFCリーダーなどがあります。店舗提示型のQRであれば、レジ横に印刷されたQRや画面表示を用意し、お客様にUnionPay Appなどで読み取ってもらいます。利用者提示型のQRであれば、お客様のスマホ画面を店舗側のスキャナやカメラ付き端末で読み取る形になります。レシートプリンターやレジ本体は銀聯専用のものが求められているわけではないため、現在のPOSやタブレットにどのようなリーダーを組み合わせるかを、決済事業者と相談しながら決めることになります。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末は、他ブランドと同様にPOSレジと金額連動して使う構成が一般的です。UnionPay QRコード決済については、アクワイアラがUnionPayのシステムに接続することで、既存のPOSや端末を大きく変えずにQR決済を有効化できると説明されています。スマホをPOSとして利用するソリューションもあり、小規模店舗では「銀聯対応のスマホアプリをレジとして使う」形を取ることもできます。商品ごとの売上連動や在庫管理など、どこまでPOS側のデータと結び付けるかはベンダーごとの設計になるため、現在使っているレジ会社に銀聯連携の可否を確認することが重要です。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末の大きなメリットは、銀聯カードとモバイルQuickPass、UnionPay QRコード決済をまとめて受け付けられる点と、世界的なネットワーク規模です。日本でも多くの加盟店がすでに導入しており、インバウンド客からすると「見慣れたブランドで払える安心感」が生まれます。さらに、トークン化やバイオメトリクス認証などを用いたセキュリティ設計により、カード番号を直接扱わない決済ができることも強みです。一方で、日本人客が中心の店舗では利用頻度が限られ、加盟店契約先が増えると売上管理や経理処理がやや複雑になる側面もあります。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
銀聯のキャッシュレス決済端末は、訪日中国人や東アジアからの旅行客、在日中国人の利用が見込める店舗に向いています。すでにAlipayやWeChat Payなど中国系モバイル決済を導入している場合は、銀聯も受け付けることで「中国系決済が一通りそろっている店」として選ばれやすくなります。また、中国との取引や出張が多い法人顧客が訪れる店舗や、越境ECとリアル店舗を併せ持つ事業者にとっても、銀聯という共通ブランドで支払いを受け付けられる点は利便性につながります。一方、外国人客がほとんど来店しない店舗は、周辺のホテル開業や観光施策など、今後の変化を見ながら導入タイミングを検討するのがおすすめです。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
すでに他ブランドの決済端末を導入している店舗が銀聯のキャッシュレス決済端末へ乗り換える場合、多くは「現在の決済事業者が銀聯に対応しているか」を確認するところから始まります。対応していれば、端末の入れ替えではなく、設定変更やソフト更新だけで銀聯ブランドやUnionPay QRコード決済を追加できることもあります。対応していない場合は、銀聯対応の加盟店契約先を新たに追加するか、決済事業者を切り替える必要があります。切り替えの際は、スタッフに銀聯カードやUnionPay QRコード、モバイルQuickPassのロゴを共有し、「銀聯で」と言われたときにどの操作をするかを簡単なマニュアルにしておくと、レジ現場でも迷いが少なくなります。
参照元:UnionPay International公式(https://m.unionpayintl.com/jp/)
「すぐに資金を受け取りたい」「決済手段の幅を広げたい」「訪日外国人に対応したい」など、店舗によって導入時に重視したいポイントはさまざまです。
本サイトでは、よくある重視ポイントである「入金サイクル」「決済手段の多さ」「インバウンド機能」に注目し、3つのキャッシュレス端末ブランドを厳選してご紹介しています。自店舗に適した端末選びの参考にぜひご活用ください。
銀聯のキャッシュレス決済端末は、銀聯カードにくわえてモバイルQuickPassやUnionPay QRコード決済を一つの端末で受け付けられる仕組みで、訪日中国人や在日中国人の多いエリアの店舗にとって心強い選択肢になります。導入や乗り換えを検討する際は、まず現在利用している決済事業者や端末が銀聯ネットワークに対応しているかを確認し、自店の客層やインバウンド比率に合った運用イメージを持ちながら、必要な方式(カード・タッチ・QR)を絞り込んでいくことが大切です。
キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視されやすいサービス別で、おすすめの決済端末を紹介しています。
入金サイクルは最短翌営業日。月2回支払いのキャッシュレス決済サービスが多い中、売上がすぐに手元に入ることが魅力。
迅速な仕入れが必要なイベント出店時でも、仕入れ用の資金を確保しながら運営が可能。
77種の決済種類に対応。特定地域で展開しているアプリやQRコードなどにも対応しており、地域活性化や集客を支援する効果も期待できる。
地方銀行が提供する決済にも対応し、銀行とのつながりが強い高齢者への強みも発揮。
米ドルを始めとした19種類の通貨で決済が可能なため訪日外国人へのサービス向上が可能。
また、免税処理をパスポートの読み取りと商品情報などの入力のみで行え、お客様とスタッフ双方の手間が省ける。