キャッシュレス決済端末の中で、Squareの導入を検討している方向けに、Squareの特徴、対応している決済ブランド、費用、端末情報などをまとめました。導入におけるメリット・デメリットも比較し、導入の参考にしてください。
Squareの大きな特徴の一つが、スピーディーな入金サイクル。決済後の売上金が、最短で翌営業日に入金されます。
仕入れや急な出費が多いためキャッシュフローを重視したい飲食店や小売業のオーナーでも、キャッシュレス決済を現金決済と近い状況で利用開始できるでしょう。
Squareは導入のスピードも魅力です。オンラインで簡単に申し込みが完了し、最短で申込当日から利用できます。
たとえば、Tap to Pay(スマホでタッチ決済)であればSquareアプリを活用するため、スマートフォンやタブレットがあれば新たな端末を必要とすることなく利用が可能。急なイベント出店に間に合わせたい場合などにも適しています。
導入コストの低さもSquareの特徴の一つ。初期費用と月額の固定費用が0円です。
キャッシュレス決済端末の端末購入料金については、スマートフォンを使用したタッチ決済であれば端末の購入コストはかかりません。また、クレジットカードリーダーを搭載したSquare リーダーが4,980円(税込)、レシート出力ができるSquare ターミナルでも39,980円(税込)と、リーズナブルに必要な機能が搭載された端末を導入できます。
特徴が分かっても、実際にどのように店舗運営に活かされているのか気になるものです。本サイトでは、squareを導入した店舗の口コミ評判をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
POS機能・バーコードスキャナー・カメラを内蔵した、315gの超軽量モバイル決済端末。ポケットやエプロンにも収まるコンパクトなサイズで、店舗の内外問わずスムーズな会計を可能にします。防水・防塵(IP54)設計で、飲食店や屋外イベントでも安心して使用できるほか、在庫管理や商品登録もこれ一台。強化ガラス(Gorilla Glass Victus)を採用し、耐久性も抜群です。
「売上管理」「商品登録」「スマート決済」をこの一台で完結。モバイル性と機能性を兼ね備えた、現場の即戦力です。
項目 | 内容 |
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販売予定価格 | ¥44,980 (税込) |
大きさ(縦) | 179 mm |
大きさ(横) | 79.3 mm |
大きさ(幅) | 21.9 mm |
重さ | 315 g |
耐久性 |
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強化ガラス | Gorilla Glass Victus 使用 |
同梱物 |
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内蔵カメラ |
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バーコードスキャナー | 1D・2D対応(UPC-A/E、QR/PDF417 等) |
対応決済方法 |
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Squareのキャッシュレス決済端末は、クレジットカード・電子マネー・QRコードそれぞれの決済ブランドに対応しています。
クレジットカード | Visa、Mastercard、 American Express、JCB、 Diners Club、Discover |
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電子マネー | 交通系ICカード (Suica、PASMO、ICOCA、 SUGOCA、manaca、TOICA、 Kitaca、はやかけん、 nimoca)、iD、QUICPay |
QRコード決済 | PayPay、d払い、 au PAY、楽天ペイ、 LINE Pay、メルペイ、Smart Code、Bank Pay、 Alipay、WeChat Pay |
その他 | Apple Pay、Google Pay |
クレジットカードは主要な国際ブランドに対応しており、国内外問わずさまざまなお客様が利用できます。電子マネーは、全国の交通系ICカードやID、QUICPayといった電子マネーブランドにも対応。
QRコードでは、キャリア決済やLINE Pay、メルペイなどの決済ブランドはもちろんのこと、Alipay、WeChat Payといった海外ブランドにも対応しています。
Squareの導入に必要な情報をまとめました。
導入費用 | 無料 (端末費用は別途発生) |
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手数料 | 2.5%~3.25% |
入金サイクル | 最短で翌営業日 三井住友銀行・みずほ銀行:翌営業日入金 その他の金融機関:週1回入金(毎週水曜日締め、翌週金曜日入金) |
解約金の有無 | なし (契約期間の縛りなし) |
導入期間 | 最短で申込当日から利用可能 ※利用する端末による |
契約料や月額費などの導入費用はかかりません。必要な端末を購入することでサービスを開始できます。
VISA、Mastercard、JCB、American Express、Discover、Diners Club Internationalであれば、手数料が2.5%となっています。(年商3,000万円以下の場合)その他の決済手法は3.25%です。
Squareの入金サイクルは、最短で翌営業日です。登録する銀行口座によって週1回になる場合がありますので、振込口座が対象となるか確認しましょう。
Squareでは契約期間の縛りがなく、解約金も発生しません。導入後にサービスが合わない場合でも気軽に解約できます。
オンラインでの申し込みから、最短で当日から利用を開始できます。利用する端末によって異なるため、決済端末ごとの内容を確認しましょう。
各キャッシュレス決済端末には、導入費用や入金サイクル、対応決済種類など、端末やサービスでさまざまな特徴があります。それらの特徴と自店舗の状況や目的を踏まえて、キャッシュレス決済端末を選ぶことが重要です。とはいえ、各キャッシュレス決済端末の情報を把握するのは難しいもの。本サイトでは、「入金サイクル重視」 「豊富な決済手段」「インバウンド対策機能」という導入時に重視されやすい3つのサービス別にキャッシュレス決済端末を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Squareは、店舗のニーズに応じて選べる複数の端末を提供しています。以下に、各端末の情報をわかりやすくまとめました。
費用 | 44,980円(税込) |
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必要な周辺機器 | 必要なし (オールインワン端末) |
読み取り方式 | ICカード挿入、 磁気ストライプスワイプ、非接触型(NFC) |
POSレジとの連携 | 可能 (単体利用またはSquare POSアプリと連携可能) |
特徴 | POS・バーコード・カメラ内蔵、軽量防水の持ち運べる決済端末 |
費用 | 0円 |
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必要な周辺機器 | スマートフォン またはタブレット (Square POSレジアプリを 使用) |
読み取り方式 | 非接触型(NFC) |
POSレジとの連携 | 可能 (Square POSアプリを 使用) |
特徴 | お手持ちのiPhoneもしくはAndroidを決済端末として利用するタイプの決済サービス |
費用 | 4,980円(税込) |
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必要な周辺機器 | スマートフォン またはタブレット (Square POSレジアプリを 使用) |
読み取り方式 | ICカード挿入、 磁気ストライプスワイプ、 非接触型(NFC) |
POSレジとの連携 | 可能 (Square POSアプリを 使用) |
特徴 |
小型で携帯性が高く、 モバイルデバイスと接続して利用するタイプの端末 |
費用 | 39,980円(税込) |
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必要な周辺機器 | 必要なし (オールインワン端末) |
読み取り方式 | ICカード挿入、 磁気ストライプスワイプ、非接触型(NFC) |
POSレジとの連携 | 可能 (単体利用またはSquare POSアプリと連携可能) |
特徴 |
POS機能と決済端末が 一体化したコンパクトな端末 Wi-Fi接続で決済が可能で、 別途デバイスを用意する必要なし |
費用 | 84,980円(税込) |
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必要な周辺機器 | 必要なし (オールインワン端末、専用ディスプレイ付き) |
読み取り方式 | ICカード挿入、 磁気ストライプスワイプ、非接触型(NFC) |
POSレジとの連携 | 可能 (内蔵POS機能を利用または外部システムと連携) |
特徴 | ディスプレイと決済端末が統合されたオールインワン型端末 |
Squareのキャッシュレス決済端末は、さまざまな業種で導入実績があります。なかでもおすすめの業種を挙げ、それぞれの特徴と導入のメリットを解説します。
飲食店では、レジ回りのスムーズな決済やテーブル会計での活用が可能です。Squareの小型端末はスペースを取らず、スマートフォンやタブレットと連携して使用できるため、カウンターの小さな店舗やフードトラックでも便利に使えます。
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などの支払い方法に対応しており、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
導入例:カフェ、レストラン、フードトラック、居酒屋など
店舗の規模を問わず、Square ターミナルやSquare ターミナルを活用すれば、POSレジとしても機能し、在庫管理や販売データの分析が容易になります。
導入例:アパレルショップ、雑貨店、書店、ドラッグストアなど
Squareのシンプルなシステムは、美容院や理容院など、予約制のサービス業にも適しています。Square POSアプリを活用すれば、顧客管理や売上管理を一元化できるため、店舗運営を効率化できます。
導入例:美容院、理容院、ネイルサロン、エステサロンなど
現金の取り扱いを減らし、受付でのカード決済やQRコード決済を可能にすることで、業務効率化や感染症対策の観点からもメリットがあります。
導入例:クリニック、歯科医院、整体院、介護施設など
イベント運営や教育機関、不動産業などの業種で活用されています。たとえば、期間限定のポップアップショップやイベント出店では、Square リーダーのような持ち運び可能な端末が便利です。
導入例:イベント出店、スクール、学習塾、不動産業、コンサルティング業など
Square リーダーを固定し、安定して利用できる専用ドック。Square リーダーを充電しながら使用できます。
Square POSアプリと連携できるレシートプリンター。紙のレシートを必要とする店舗に適しています。お客様に即時でレシートを提供可能です。
Square POSアプリに連動するキャッシュドロワー。現金の管理が容易になるため、現金とキャッシュレス決済を併用する店舗に向いています。
Square POSアプリと連携可能なバーコードスキャナー。在庫管理や商品のチェックアウトをスピーディーに行えます。
有(Square POSレジ / レストランPOSレジ / Square リテールPOSレジ / AirREGI / SmaRegi / LBB-Register )
Squareは、キャッシュレス決済を導入する上で多くの利点を提供する一方で、課題となる点も存在します。ここでは、メリットとデメリットを分けて説明します。
Squareはオンラインで簡単に申し込みができ、審査がスピーディーで、端末もすぐに利用を開始できます。初期費用がかからず、手軽にキャッシュレス決済を導入したい店舗に向いているでしょう。
Squareは、端末の購入費用以外に初期費用や月額固定費用が発生しません。
Squareは最短で翌営業日に売上金が振り込まれるため、現金フローが重要な飲食店や小売業に向いています。
モバイル型の「Square リーダー」から、POS機能が内蔵された「square レジスター」まで、業態や店舗規模に応じて適した端末を選べます。
Square POSアプリを利用することで、売上管理、在庫管理、顧客管理などを一元化できます。さらに外部POSシステムとも連携可能で、既存の業務フローに組み込みやすい設計です。
小規模店舗や中規模店舗向けの設計が中心であるため、大型店舗やチェーン店の複雑なシステム運用には対応が難しい場合があります。
(例:高度なカスタマイズが必要な場合など)
Squareは、以下のような人や店舗に向いています。
Squareは、初期費用がかからず、申し込みから利用開始までがオンラインで完結。専用のPOSシステムや高額な機器を用意する必要がないため、キャッシュレス決済の導入に不安がある人でも導入しやすいでしょう。また、端末もコンパクトで、店舗スペースを取らない設計です。
Squareは、売上金を最短で翌営業日に入金できるため、現金フローを重視する事業者の助けになります。現金での仕入れや経費、人件費などで資金管理が必要な店舗ではメリットとなります。
Squareは、小規模な飲食店や小売店に特に適しています。例えば、カフェやフードトラック、個人経営の雑貨店などでは、低コストで必要な機能が揃うSquareが向いているでしょう。Square リーダーを使えば、スマートフォンやタブレットを活用して簡単に決済環境を構築できます。
Square リーダーのような携帯型端末は、移動が多い事業者や短期間で運営されるイベントにも適しています。必要な機器がコンパクトにまとまり、設置や移動が簡単なため、ポップアップストアやマーケットイベントでの活用が便利です。
Squareの端末はPOS機能を標準搭載しており、売上管理や在庫管理、顧客管理などを一元化できます。これにより、複数のシステムを導入せずに店舗運営を効率化したい人に向いています。
Squareは契約期間の縛りがなく、解約金も発生しません。柔軟な契約条件を求める人や、新しいビジネスを試したい人にとって、リスクを抑えて導入できるのが特徴です。
直感的な操作が行えるSquareは、誰もが簡単に利用できる点がポイント。操作が簡単に行えることを重視するケースや、複数店舗を運営している、移動販売を行っているといった事業者に向いているサービスといえます。ただし、導入時のコストを抑えたい場合や、分割払いのニーズがある店舗などには向いていない可能性もあります。
「すぐに資金を受け取りたい」「決済手段の幅を広げたい」「訪日外国人に対応したい」など、店舗によって導入時に重視したいポイントはさまざまです。
本サイトでは、よくある重視ポイントである「入金サイクル」「決済手段の多さ」「インバウンド機能」に注目し、3つのキャッシュレス端末ブランドを厳選してご紹介しています。自店舗に適した端末選びの参考にぜひご活用ください。
Squareは、導入のしやすさやコスト面から、初めてキャッシュレス決済を導入する方に向いている端末と言えます。キャッシュレス化が進む中、お客様のニーズに応えつつ、自店舗の課題を解消する決済サービスを導入することで、店舗運営をさらに効率化し、顧客満足度の向上につながるでしょう。
自店舗の規模やニーズに合うかどうかをしっかりと確認し、他の決済サービスとも比較した上で最適な選択を行いましょう。
キャッシュレス決済端末を選ぶ際に重視されやすいサービス別で、おすすめの決済端末を紹介しています。
入金サイクルは最短翌営業日。月2回支払いのキャッシュレス決済サービスが多い中、売上がすぐに手元に入ることが魅力。
迅速な仕入れが必要なイベント出店時でも、仕入れ用の資金を確保しながら運営が可能。
77種の決済種類に対応。特定地域で展開しているアプリやQRコードなどにも対応しており、地域活性化や集客を支援する効果も期待できる。
地方銀行が提供する決済にも対応し、銀行とのつながりが強い高齢者への強みも発揮。
米ドルを始めとした19種類の通貨で決済が可能なため訪日外国人へのサービス向上が可能。
また、免税処理をパスポートの読み取りと商品情報などの入力のみで行え、お客様とスタッフ双方の手間が省ける。